
イクメンって男性が勝手に作っていませんか?
男女平等の現代では、男性が育児や家事を手伝うのが当たり前になっています。
ドヤ顔で「俺はイクメンでしょ!」と奥さんに言わないようにしたほうが良いかもしれませんよ?
それでも、イクメンと褒められたくなるのが男性ですよね(笑)
イクメン度を調べる方法とは?
昨今では子供のお世話をしっかりとできる「イクメン」夫が脚光を浴びていますが、中には自称イクメン、一見イクメンなど偽イクメンも多く存在します。
では、イクメン度を調べる方法にはどのようなものがあるのでしょうか。
今は様々な雑誌などでもイクメン特集などが組まれ、独自の診断テストなどを掲載しているものも少なくありませんが、その内容としては「育児スキル」「家事スキル」そして「積極性」です。
まず、技術が無いとイクメンにはなれません。
赤ちゃんのいる家庭の場合、ミルクは作れるか、授乳頻度、おむつ替え(特にうんち)など赤ちゃんのお世話をパパ一人の判断でできるかという技術力が必要です。
また、赤ちゃんのお世話だけではなく、炊事・洗濯・掃除といった家事ができることもイクメン度を計る条件となります。
そして、技術があるだけではなく、率先してそれらのことをしてくれる積極性こそイクメンには必要不可欠の条件です。
ママに指図されながらイヤイヤ家事や育児を手伝うのはイクメンではありません。飽くまでも、夫婦二人で育児や家事を分担できる旦那さんこそがイクメンなのです。
つまり、イクメン度を調べる方法は、育児能力、家事能力とそれらに対する積極性、自発性の有無を調べることと言えます。
イクメンと言われている芸能人は?
最近では『イクメン』という言葉がすでに一般的になり始めています。
男性も育児に参加するのは当たり前のことで、女性が求めるものもより細かくなっているのではないでしょうか。
例えば育児に「協力する」や育児を「手伝う」では同じ責任を負う親のはずなのに父親はまるで第三者のような表現です。
そのため細かいことだと思う人もいるかもしれませんが、多くの母親はこのような言葉にも敏感です。
あくまで夫婦は同じように育児しなければなりません。
しかし男性は妊娠や出産を経験出来ないため、女性のように子供のために全力で気持ちや時間を注ぐことは難しい部分もあるでしょう。
そんな時はイクメンとして有名な芸能人がどんな風に育児に関わっているのか参考にするのもおすすめです。
イクメンと言われている芸能人はたくさんいますが、様々なアンケートで必ずと言っていいほど1位になるのはつるの剛士さんです。
5人の子持ちで数多くのメディアでその様子を取り上げられています。
また次いでよく挙げられるのは辻ちゃんの夫である杉浦太陽さんです。
こちらは子供が3人いて、辻ちゃんのブログでイクメンな様子が綴られています。
お笑い芸人では4人の子持ちである土田晃之さん。
奥さんのことが大好きという点を見ても、母親の大変さを理解してくれていそうです。
こうやって見るとみなさん子だくさんです。
子供が増えるほどに育児に対して理解が深まるのかもしれません。
イクメンアピールする人ってどう?
イクメンとは、育児に積極的に参加する男性のことで、これまでの社会制度では基本的に女性が担うとされていた役割にも取り組むことから、進歩的な考え方を持ち、それを実践に移す行動力もある人、という評価を得ることになります。
しかしながらその一方で、過剰なアピールが鼻に付く、または自身の印象を故意に操作するために利用しているという解釈をされ、帰ってマイナスのイメージを持たれてしまう場合もあります。
イクメンに限らず、自分から何かをアピールする場合には、さりげなさを忘れないようにしなければなりません。
どのような目的があるにせよ、一度植え付けられたマイナスイメージを取り戻すのにはかなりの労力を必要とし、挽回するまでに至らないケースもあるため、最初の段階から気をつけておく必要があります。
そもそも、育児に男性側も参加をするというのは当たり前なのに、イクメンなどという言葉を使用してあたかも特別なことをしているかのように振る舞うのが間違いである、とする風潮が一般的になりつつあります。
このため、イクメンであるという自己アピール自体が危険なものになっていくであろうことが予想され、その言葉の使用には充分な注意が必要であると言えます。
まとめ
イクメンという言葉が生まれた背景には、女性の社会進出が要因になっているでしょう。
女性も働きに出ているということで、家事育児を夫婦で平等にやるという考え方からイクメンという言葉を作ったように感じます。
一昔前までは、女性は専業主婦で育児と家事をすべて行うというイメージがありました。
お互いに働きに出てしまえば、お互いが育児と家事を平等に行うという関係は当たり前です。
女性からすれば、イクメンという言葉は男性を調子に乗らせるような言葉で、特に育児は手伝って当たり前というのが女性の気持ちだと思います。
二人の子どもを二人で育てるのが本来の育児なのでしょうから、二人で協力しあって子育てに家事に支え合っていける関係を作りたいものですね。