
引越し屋さんの最大の繁忙期といえば3月です。
転勤・転校などが重なる時期ですし、入学・就職もですね。
ですので、どこの引越し業者も忙しくて「猫の手も借りたいくらい!」ってくらいバタバタしています。
当たり前ですが、引越し業者も社員だけでは人手が足りないので、繁忙期になるとアルバイトを募集しまくっています。
『社員+アルバイト』という構成だったら当たり前ですよね?忙しい時期だけ短期アルバイトを頼むのはよくあることだと思います。
でも、そうじゃないこともあるのです…。
派遣を呼んで派遣だけに回らせる引越し業者
クラシヤスは力仕事系の派遣のアルバイトをやっていたことがあります。
主に建築業の資材の搬入や手元作業をやるのですが、2,3月は引っ越しに行くこともありました。
大体、5人で一つのチームになって、それが3つくらいあったと思います。
もちろん、派遣のアルバイトのみ。車はハイエースとかのワゴン車。
後ろに養生シートやガムテームなど必要な物を積んでいます。
引越しの荷物はコンテナで運んでくるタイプのもので、コンテナを運ぶ運転手さん+派遣のアルバイトだけで引っ越ししていました(笑)
コンテナの運転手さんは、コンテナから荷物を下ろすのを手伝うだけで、直接お客さんと話をすることはありません。
長期間やっている2,3人の人が、引越し業者の社員の作業服を着ています。
他は、アルバイト用の作業服です。
クラシヤスも初めは、社員だと思っていました。他の建設現場などでは会ったことがなかったので。
でも、クラシヤスと同じアルバイトだったんです。
どこの引越し業者かは伏せますが、誰もが知っている大手です。
派遣だからといって、適当にやるってことはなかったので、お客さんからしても問題はなかったとは思いますが、こんなことが平気で行われています。
法的には触れないのでしょうが、もしこのことを聞いたとしたらいい気分にはならないでしょう。「○○引越に頼んだのに、作業しているのは全員アルバイト?」となるかと思います。
運転手さんももしかしたら社員ではなく、契約している長距離運転手さんかもしれませんね。
社員の作業服を着るということは、研修みたいなことはやらされていたのかもしれませんし、繁忙期ではない時に、社員と一緒に回っていたのかもしれません。
詳しくは聞いていませんが、「繁忙期はこんなこともあるんですよ~。」という、ちょっとした雑談でした。