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ノロウイルスなどのウイルスで一番怖いのが、乳幼児や高齢者への感染ですよね。症状としては、「ひどい下痢や嘔吐、微熱」になりますが、下痢や嘔吐で体力をかなり奪われてしまいますので、流行る前やノロウイルスに感染しない正しい知識を持っていることが重要です。
特に11月~12月は、ノロウイルスが流行り始める頃なので注意が必要ですね。また、ノロウイルスは突然変異して強力になります。毎年流行するものなので、対策方法は知ってて損することはありません。
ノロウイルスはどうやって感染する?

ノロウイルスの大本は、カキなどの2枚貝を生で食べたり、十分に加熱しないまま食べることで感染します。その後は、人から人へ感染したり、嘔吐物や下痢などから感染が拡散していきます。
ノロウイルスを退治できるように手洗いや消毒を行いますが、知識がないと大変なことがあります。例えば、学校のトイレで手洗いをきちんとしてもトイレのドアを開けた時に感染することもあるそうです。また、感染者の嘔吐物などが乾燥することでウイルスが飛散して拡散することもあります。
ノロウイルスを完全に死滅させることが重要です。
ノロウイルスを死滅させて拡散を防ぐ方法とは?
ノロウイルスを死滅させるには2つの方法があります。
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- 85度以上の熱湯に1分以上つける
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- 次亜塩素酸ナトリウム溶液で消毒する
85度以上の熱湯につけておくことで、ノロウイルスは死滅しますので、嘔吐物などをふいたふきんなどは一度、熱湯でグツグツ煮ることでノロウイルスを完全に死滅させることができます。
そのままゴミ袋に捨てるのではなく、一度加熱してから捨てるのが重要です。
次亜塩素酸ナトリウム溶液とは、「ハイター、キッチンハイター」に含まれています。嘔吐物を処理するふきんなどに含ませることで、ノロウイルスを処理しながら死滅させることができます。直接、嘔吐物にかけてしまうのも良いでしょう。50倍程度に薄めても効果があるそうです。
下痢などをしたトイレも一度、ハイターを薄めたものでキレイに吹いて除菌しなければいけませねん。トイレから感染することも多いですからね。50倍くらいで薄めても十分効果がありますから、忘れないようにしましょう。
ハンドソープで手を洗えばノロウイルスに感染しないのか?

「キレイキレイ」や「薬用石鹸ミューズ」などで手洗いをすればノロウイルスに感染しないのかというと、完全に防ぐことはできません。当然、水で洗うだけより石鹸などを使ったほうが感染するリスクは下がるのですが、ノロウイルスを死滅させるという点では不十分です。
ハンドソープで手を洗うということは、ウイルスを泡と一緒に流してしまおう!という考えなので、手洗いをしていれば菌が死滅しているというわけではないことを覚えておきましょう。ということは、石鹸をつけたからといって死滅しないので、30秒以上かけて爪の間までキレイに洗うことが必要になってきます。
これだと拡散するのではないかと心配ですよね?ノロウイルスを99.9%死滅させるスプレータイプのものがありますので、心配な方は家に何本か購入しておいたほうが良いでしょう。1本1000円くらいなので、重宝するのではないでしょうか。
そもそもノロウイルスにかからない人って?
そもそもノロウイルスにかかりにくい人がいるって知っていますか?あくまでも傾向なので、絶対に大丈夫ではないので、対策などの知識を持っていることは重要です。ノロウイルスにかかってないなぁっという人達は、このような人ではないでしょうか?
B型やAB型の人です。
感染実験でB型の抗原を持っている人はかかりにくいという結果が出ました。B型は普段、嫌われることが多いかと思いますがラッキーですね!私もB型ですが、ノロウイルスにはかかったことがありません。個人差はありますし、絶対にかからないということではないので、もしノロウイルスの症状が出たら注意が必要です。
まとめ
ノロウイルスの感染が拡散されるのは、学校などの人が集まるところではないでしょうか。最近の学校は、アルコールなども用意されているでしょうから対策しやすい環境ではあるでしょうが、子どもがちゃんとした対策方法を知らなければ意味がありません。
ノロウイルスが流行りだしたから対策しなさいというのではなく、普段から手洗いやうがいを習慣づけることが親としての役割でしょう。
特に手洗いをきちんとやることで、感染の可能性は十分に下げることはできます。泡立てて30秒以上しっかりと手洗いすることを習慣づけてあげましょう。