最近、話題になっている甘酒の効果。
美肌になるための栄養素がたっぷり含まれていることをご存知ですか?
加齢とともにシワやシミ、くすみなどの肌トラブルが気になってきますよね。
そのたびにいろいろな化粧品を足していくが、それほど効果が感じられない・・・という方へ。
いくら表面から美容成分を入れていても、身体の中が汚れていては効果は限りがあります。
なぜなら、美しい肌は美しい細胞からできているからです。
身体の中から綺麗になって、いつまでも綺麗なお肌を目指しましょう。
身体の中から美しくなれる甘酒
私の知り合いのSさんは美容が大好きな30代女性。
今まで様々なコスメやスキンケアを購入し、試していました。
安価なものから高価なもの、ピンからキリまで売っていますよね。
しかし結婚と出産を経て、今まで自由に使えていたお金ですが
「家族や子どものための費用のことも考えなくては・・・」と思ったSさん。
なんとかお金をかけずにきれいになれる方法を探した結果、「ある食品で美肌効果が得られる」ことがわかりました。
そこで、出会ったのが栄養満点、美容効果成分がたっぷり入っている甘酒です!
「甘酒であればスーパーで買えるものだし、家計に負担がかからないし、内側からきれいになれるんだ!」とSさんは気づきました。
どれだけスキンケアにこだわっていてお金を費やしたとしても、身体の表面だけのケアになってしまいます。
化粧品が必ずしも奥深くまで浸透し、効果を発揮するとは限りません。
なぜなら、肌は人間に備わっている強力なバリアによって外から入ってくる細菌等を跳ね返し身体を守る機能があるからです。
そして、表面のお肌を作っているのは内側の細胞です。
内側から作られた細胞が、新陳代謝により肌の表面に出てきて、それがまた剥がれおち、また新たな細胞が作られる、という繰り返しです。
身体の中を綺麗にすることで美しい細胞が生まれ、美しい肌のサイクルが作られていくのです。
甘酒には2種類ある
それは米麹から作られたもの、酒粕から作られたものです。
違いを紹介していきます。
米麹から作られた甘酒
原料は米麹、お米、水です。
これらを混ぜて50~60度の温度を保ちつつ、一晩おいて発酵させたものです。
酒粕から作られた甘酒
原料は酒粕、水、砂糖です。
酒粕は日本酒を作るときにできる副産物(カス)です。
これらを鍋に火をかけて酒粕を溶かして混ぜて作られたものです。
それぞれの美肌効果の違い
どちらも美肌に効果があります。
原料や作り方が違うので栄養素も異なります。
違いを説明していきます。
米麹から作られた甘酒の効果
・美白効果があるコウジ酸
日焼けによるシミ、そばかすの原因となるメラニン色素を抑える効果とタンパク質と糖が結合して生じる黄ぐすみの抑制
・抗酸化作用(アンチエイジング)があるコウジ酸、エルゴチオネイン、フェルラ酸
エルゴチオネインはビタミンEの7000倍の抗酸化作用があります。
・皮膚の新陳代謝を促すビタミンB群
肌、爪、髪を健やかに保ち、老廃物の排出を促す効果があります。
・保湿効果があるNーアセチルグルコサミン、グルコシルセラミド、エチル―αーグルコシド
乾燥しがちな肌にうるおいを与え、保湿力を高める効果があります。
・腸内環境改善の効果があるオリゴ糖、食物繊維
便秘解消の効果があり、腸内環境を整えてくれます。
酒粕から作られた甘酒
・コラーゲンを増やすアルファ・エチルグルコシド
コラーゲンは肌のハリ、弾力を作ります。
・肌の新陳代謝を促すビタミンB群
肌、爪、髪を健やかに保ち、老廃物の排出を促す効果があります。
・腸内環境改善の効果があるオリゴ糖、食物繊維
便秘解消の効果があり、腸内環境を整えてくれます。
・身体を作るたんぱく質
たんぱく質により、健康な肌が作られています。
肌の糖化が心配・・・
糖化とは、体の中のタンパク質と糖が結びつき、AGEという老化物質を発生させ、
肌の老化(シワ、たるみ、黄ぐすみ)を引き起こす現象です。
米麹甘酒は、砂糖を使わず、発酵の力で自然な甘み作り出します。
しかし、酒粕甘酒は作る際に砂糖で味を調整します。
砂糖による糖化が起こる可能性があるため、量に気を付けましょう。
砂糖にもこだわると良いですね。
上白糖のような精製されたものよりも、甜菜糖などのビタミン、ミネラルが残っている精製されていないもののほうが良いでしょう。
飲むタイミング、適切な量
朝飲むことで腸が活性化して、美容効果もアップします!
量は1日にコップ一杯(30ml~100ml)ほどです。
1日に200ml程度に抑えておくといいです。
美容効果のある成分がたっぷりでも、飲み過ぎると太る原因となるので気を付けて下さいね。
飲み方
米麹甘酒はあまくて飲みやすいですし、いろいろなものに混ぜてアレンジができます。
スムージーはもちろん、手作りのお菓子、料理などの砂糖の代わりとして使えます。
酒粕甘酒は微量のアルコールが含まれています。
どうしてもお酒特有のアルコール臭があるので、様々なアレンジは難しいと思われがちですが、ドリンクに混ぜて臭みを消すことで飲みやすくなるのでおすすめです。
お酒の臭みが無くなってもアルコールが含まれていることは変わりません。
妊婦さんやお子様は飲みすぎに注意してくださいね。
Sさんのおすすめは、スムージーに混ぜることです。
スムージーはさまざまな組み合わせがあるので飽きません!
・バナナ豆乳×甘酒
・グリーンスムージー(バナナ×豆乳または牛乳)×甘酒
。ベリースムージー(ブルーベリーまたは冷凍ミックスベリー×豆乳または牛乳×甘酒)
・トマト×豆乳または牛乳×甘酒
トマトと合わせるのは意外に感じますよね。
でもSさん曰く、トマトの酸味と甘酒の甘みが合わさり飲みやすくなるそうです。
お子様やトマトの酸味が苦手という人も好きになるかもしれません!
まとめ
米麹甘酒、酒粕甘酒の効果をまとめると、
・米麹甘酒は【美白】 【抗酸化】 【皮膚の新陳代謝を促す】 【保湿効果】 【腸内環境を整える】があります。
・酒粕甘酒は【お肌のハリ】 【弾力を保つ】 【皮膚の新陳代謝を促す】 【腸内環境を整える】【健康な肌を作る効果】があります。
ただどちらも身体をきれいに保ち、美肌効果が十分にあります。
自分で続けられそうなものを取り入れてくださいね。
甘酒は別名【飲む点滴】【飲む美容液】と呼ばれています。
美肌だけでなく、【美髪】 【ダイエット】 【目の下のクマが薄くなる】という美容効果があります!
身体の面では、【便秘改善】 【免疫力アップ】 【疲労回復】【血圧上昇を防ぐ】といった効果もあります。
お財布にやさしく美容効果があり、健康な身体を手に入れることができるなんて一石二鳥、もしくはそれ以上ですね!
Sさんはこれらを試して美肌効果だけでなく、便秘も解消されました。
健康も手に入れ、元気で若々しい気持ちで日々を送っています!
まず、甘酒を飲んだことがない人は甘くて飲みやすい米麹から作られた甘酒を試してみることをおすすめします。