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パソコンで在宅テレワーク! 10万円以下のおすすめ機種3選

「テレワーク用のパソコンを安く新調したい」

と、お考えのあなたのために、この記事では、安いながらも評判のいいPCについて紹介します。

又、必要なPCの能力等についても説明していますから、自分でPCを探す際にも、最適なPCを選ぶ時の手助けになるはずです!

PCの作業環境が快適になれば、ストレスも減り、仕事に集中出来るようになりますよ。

 

パソコン選びのポイントは?

ネット通販や店頭でも様々な機種が販売されています。

下記に、テレワークに適したPC選びのポイントを挙げておきました。

デスクトップとノートパソコンどっちがいい?

デスクトップもノートパソコンも、それぞれメリットとデメリットがあります。

ですから、どれが最適かは仕事の性質等によって変わります。

どちらがいいか5段階で数値付けしてみましょう。

下記ポイントに対し、

  • Web会議をするか ( しない 1←→ 5 する )
  • 外で使う機会があるかないか ( ない 1←→ 5 ある )
  • 置き場が広いか狭いか ( 広い 1←→ 5 狭い )
  • 周辺機器をUSB等で増設するかしないか ( する 1 ←→ 5 しない )

といった具合に点数を付け、数値が高ければノート、低ければデスクトップとする事にします。

尚、ここでは総合評価は平均値としますが、ご自身で選ぶ際は合計値で出してもいいと思います。

ちなみに、平均値が3ならどちらでも良いです。

テレワークに最適なPCはこれ!

次に、先程の数値を参考に、用途毎に厳選したおすすめなPCを挙げさせて頂きます。

  1. 定期出社やWeb会議をする必要がある場合
  2. 営業や出張等の出先での仕事が多い場合
  3. 外出やWeb会議がなく、自宅の専用場所で仕事をする場合

では、順番に見ていきましょう。

1.定期出社やWeb会議をする必要がある場合

Web会議 5
外で使う 1〜3
置き場 3 (場所により異なるので平均としました)
増設しない 3 (状況によるので平均としました)
総合評価 3〜3.5

こういった用途には、下記のノートパソコンをおすすめします。

mouse X4-R5-KK

価格は10万円近くしますが、それに見合ったスペックを持ち合わせています。

アプリの動作も早く、カメラとマイクも内蔵していますので、

ネットワークに繋げば、いつでもすぐオンライン会議に参加出来、重宝します。

又、ノートパソコンとしてはデータ容量もかなり大きく、3Dデータをたくさん保存する様な作業にも向きます。

mouse X4-R5-KK

2.営業や出張等の出先での仕事が多い場合

Web会議 1
外で使う 5
置き場 3 (場所により異なるので平均としました)
増設しない 5
総合評価 3.5

出張時にも役立つ、下記のノートパソコンをおすすめします。

HP ENVY x360 13

高性能ながら10万円の価格を切るノートパソコンです。

以前、顧客満足度が非常に高く大ヒットした製品の後継機種で、価格はそのままでありながら、性能アップしています。

アプリ起動や大容量のデータ処理も非常に高速で、多くの画像を編集・保存する場合にも素早く行えます。

又、多数のアプリを同時に切り替えながらの作業でも重くならず、ストレスになりません。

さらに、ディスプレイはタッチ操作にも対応している上、画面表示も鮮やか。

ですから、スマホ操作に慣れている人は使いやすいと思います。

指紋センサーも搭載しており、セキュリティ性もあります。

これだけの性能を持ちながら、重さも約1.25kgと軽めで持ち運び容易という、大変優秀なPCです。

HP ENVY x360 13

3.外出やWeb会議がなく、自宅の専用場所で仕事をする場合

Web会議 1
外で使う 1
置き場 1〜3
増設しない 1 (キーボード等も要るので1としました)
総合評価 1〜1.5

上記の様な方には、下記のデスクトップがおすすめです。

Lenovo ThinkCentre M75q-2 Tiny

デスクトップとしてはコンパクトな、コストパフォーマンスの高いパソコンで、マウス、キーボードが標準で揃っています。

置き場もあまり取りませんから、机の上がすっきりしますよ。

動作も早く、グラフィックも綺麗に表示出来ますから、動画の編集なども苦になりません。

余分なソフトが入っていない分、シンプルで使いやすい作りになっています。

尚、この機種はカスタマイズが可能ですから、Officeや無線LANを追加して、自分だけのパソコンを作れます。

但し、ディスプレイは付属していません。

又、HDDや、ディスプレイへのデータ出力用端子は付いていませんので、オプションで付ける必要があります。

しかし、それらを追加して購入しても、8万円以下という手頃な値段で買えます。

ちなみに、追加するディスプレイ出力用端子は、標準的な端子である、HDMIがよいでしょう。

この端子は、現在販売されているディスプレイには、ほとんどの場合付いているからです。

この性能でこのコスパなら文句なしでしょう。

Lenovo ThinkCentre M75q-2 Tiny

パソコンや周辺機器の費用を抑えるポイント

準備をする上で、ある程度の出費は仕方がありません。

しかし、上手に準備すれば費用を抑えることが出来ます。

費用を抑える大きなポイントは、使いまわしと中古品利用の2点です。

例えば、下記に紹介しているディスプレイは、新品を買えば1万円以上かかります。

ですが、中古の場合、数千円程度に抑える事が可能です。

また、すでにキーボードやマウスがある場合はそれを使い回すこともできます。

それを利用すれば、元手はかかりません。

これらを上手に組み合わせ、出費を抑えましょう。

購入前に、一度中古品を見て回ると良いと思います。

デスクトップとノートパソコンの違いについて

同じ能力なら、デスクトップの方がノートパソコンより安いです。

しかし、重く、場所をとり、ディスプレイやカメラ等を別途、用意しなければならず、移動もしづらい弱点があります。

デスクトップの大抵の機種はマウス、キーボードがセットになっていますが、中には本体だけの物もあるので注意が必要です。

ノートパソコンは、デスクトップより割高で、衝撃に弱いのがウィークポイントです。

又、DVD読み込み装置が付いていない製品が多い点も、マイナスです。

ですが、薄い分軽く、必要な物がセットになっているという利点もあります。

カメラ付きの物を選べば、別途カメラを用意する必要も無い上、カメラの向きの調整が楽な分、手間が省けます。

更に、出社が必要な際は、そのまま持ち出せば良く、データコピーやネットで送る必要がなく便利です。

どちらがいいとは一概には言えませんので、上記を参考に最適な方を選んで頂ければと思います。

パソコンを選ぶ時はここをチェック!

下記に、用語と必要な能力値についてまとめましたので、参考にして頂ければと思います。

パソコン内部の性能

  • CPU

中央処理装置と呼ばれ、この装置の数値が大きい程、データの読み書きや計算が早くなります。

インターネット閲覧や文書作成、表計算等が中心の場合、高性能な物は要りません。

テレビ会議等を行う場合、ある程度の能力が必要ですから、会議主催者なら、4コア以上のCPUを選ぶと良いでしょう。

コアについては下記で説明します。

  • コア

CPUの中核部分で、このコアがCPU内で計算等を行います。

仕事で例えれば、コアの数が増える=仕事をしている人が増えるという事です。

コアの数が5個なら、5人の人が同時に仕事をしているイメージです。

  • ストレージ

ハードディスクの事です。

ノートパソコンを持ち運ぶ際の振動にも強いSSD搭載モデルが良いでしょう。

SSDについても下記で説明します。

容量は書類中心なら128G以上、画像等の大きいデータを扱うなら500GB以上ある物を推奨します。

  • スペック

パソコンの性能の事です。

  • SSD

今まで、ハードディスクは機械的な部品を多く使って作られていましたが、SSDは中身が半導体になっています。

そのため、従来より高速に読み書き出来ます。

  • メインメモリ(メモリ)

CPUはごくわずかのデータ量しか記憶出来ないので、記憶出来る場所が必要になります。

それを担っているのがメモリで、CPUが仕事をする人なら、メモリは作業台といった所です。

この数値が大きい=作業台が大きい程、効率よく仕事を進められるため、処理速度は早くなります。

文書作成、表計算等が中心の場合、4〜8GB程度で十分です。

アプリケーションを多数同時に起動したり、大容量データを扱う場合等は、16GB以上を搭載したものを推奨します。

パソコン外部の性能(見た目)とオプション

  • 重量

ノートパソコンの場合、概ね1.5kg位を目安にすると良いでしょう。

  • 画面サイズ

14インチ(31×17.4cm)〜17インチ(37.6×21.2cm)を推奨します。

携帯性を重視するなら、14インチ以下がベターです。

但し、あまり小さいと見づらく、作業効率が落ちるため注意しましょう。

  • ソフトウェア

Office搭載品や、追加が簡単な物をおすすめします。

又、セキュリティソフトも入っていると尚良いでしょう。

必要スペック一覧リスト

上記で説明した必要なスペックを、以下にリストとしてまとめました。

項目\用途 文書作成中心 大容量データ取扱い Web会議主催者 備考
CPU 高スペック不要 早い方が良い 4コア以上
メインメモリ 4〜8GB 16GB
ストレージ 256GB 512GB SSDの方が良い
重量 1.5kg前後
画面サイズ 14〜17インチ 小さいと作業効率が落ちる
ソフトウェア Office、セキュリティソフト付属品尚良

 

あると便利なアイテムは?

必須ではないものの、下記のアイテムはあると便利ですから、余裕があれば用意しておいても良いと思います。

  • イヤホン(マイク付きが良い)
  • マウス
  • キーボード
  • モニタ
  • ケーブルホルダー
  • ノートパソコンスタンド

マウス・キーボード

ノートパソコンでもキーボードやマウスは揃えておいた方が良いと思います。

なぜなら、ノートパソコン用のキーボードやタッチパッドに慣れていないと、かなり作業効率が落ちるからです。

ノートパソコンの操作に慣れている場合は必要ありません。

K295 Silent Wireless Keyboard K295GP

M585 MULTI-DEVICE Mouse

イヤホン・マイク

リビング等の、周囲に家族が集まる場所だと雑音が入りますから、イヤホンやマイクはぜひ欲しいところです。

ノイズキャンセリングという雑音が入りにくいタイプがおすすめです。

下記の様な、マイクとイヤホンが一体となったセット品を使うのも良いでしょう。

ENCノイズキャンセリング Bluetoothイヤホン

モニタ

ノートパソコンの画面はデスクトップ用のディスプレイより小さく見づらい分、作業性が少し落ちます。

家と外両方で使うために、ノートパソコンを使用する場合、必要に応じ自宅にモニタを設置しておくと、作業効率がアップします。

Acer 21.5インチディスプレイ AlphaLine  KA220HQbid

ケーブルホルダー

キーボード等の配線が増えると机の周りが煩雑になりがちです。

そんな時ケーブルホルダーを使えば、デスク回りがすっきりしますから、一つあってもいいと思います。

ORICO ケーブルホルダー

ノートパソコンスタンド

ノートパソコンを使っていると姿勢が前のめりになりがちで、肩こりなどの原因になったりします。

ノートパソコンスタンドがあれば、そういった悩みも軽減されます。

高さ調節が可能で、自分にあった位置にセット出来ますから、長時間の作業がかなり楽になりますよ。

又、使わない時は折りたたんで書棚に収納しておけば、邪魔にもならず、デスク回りがすっきりします。

ノートパソコンスタンド

 

テレワーク時の注意点

テレワークは場所を柔軟に選べますが、その分リスクがある事も知っておく必要があります。

最も意識しなければならない点は、セキュリティ対策についてです。

セキュリティを損なわないために、気を付ける点について説明します。

無料Wi-Fiの利用はリスク大!

公共のWi-Fiは、暗号化がされていない物もある等、セキュリティが十分でない場合があります。

第三者に通信内容を盗み見られない様、公共Wi-Fiの利用は極力避けましょう。

どうしても公共のWi-Fiを使用したい場合、必ず暗号化が十分であるかの確認が必要です。

暗号化されているかの確認は、スマホのWi-Fi設定画面に表示される鍵マークでチェック出来ます。

接続先の名前の横に、鍵マークが表示されていれば、通信が暗号化されているという証です。

そして、接続している間は重要情報を扱わない等の対策も必須です。

屋外では盗み見にも注意!

たとえWi-Fiに繋いでいなくても、公共の場所で利用していると、盗み見られる可能性も高くなります。

ですから、周囲に気を配るのはもちろんですが、盗み見防止用のフィルム等を貼って見られにくくするのも大事です。

13.3インチ ノートパソコン用覗き見防止保護フィルム

セキュリティソフトはきちんと入れる

テレワークの場合、ネットワークに繋ぐので、通常よりセキュリティリスクが高くなります。

ですから、きちんとセキュリティソフトをインストールしないといけません。

性能のところでも少し触れましたが、パソコン購入時にソフトがインストールされた物なら尚良いでしょう。

テレワーク用にパソコン本体を買い足す場合、複数台で使えるタイプのソフトをおすすめします。

新規に用意したテレワーク用と、今ご自宅でお使いのパソコンの両方にインストール出来、お得です。

ウイルスバスター クラウド(最新)| 3年 3台版

 

テレワークの失敗例

始めてのテレワークでは、失敗も付き物です。

下記に、テレワークに関する失敗例をご紹介します。

事例1.下半身がパジャマのまま

下半身はパジャマのまま、上半身だけスーツを着てテレビ会議をしていた。

ところが、途中で会議の資料を取ろうと立ち上がってしまい、パジャマである事がバレた。

事例2.会議中に通信が切れた

パソコンでWi-Fiを使ってのWeb会議中に、別の部屋にいた子供がWi-Fiでゲームを始めた。

その途端に通信状態が悪くなって、最後には切れてしまったので、仕方なく、再度直接線を繋いで会議を再開した。

等、Web会議における失敗談が多いようです。

会議をする際は気をつけましょう。

 

まとめ

PCの選び方についてのポイントと、作業毎のおすすめ機種を、最後にもう一度おさらいしましょう。

  • ウェブ会議用の場合、カメラ、マイク付きが良い
  • 画面サイズは小さいと見づらくなる
  • Officeやセキュリティソフト付なら尚良し
  • ノートパソコンに慣れていない場合はキーボードやマウスも準備を
  • Web会議をするなら、mouse X4-R5-KK
  • 出張をするなら、HP ENVY x360 13
  • 自宅のみで使うなら、Lenovo ThinkCentre M75q Tiny Gen2

慣れない内はテレワークに不安を覚えるかもしれません。

準備に費用も要りますし、今までと違うスタイルの働き方に戸惑う事もあると思います。

でも、テレワークなら通勤もなく、自由な時間が増える分、やりたい事が出来たりと、良い事も多くあります。

自分に合った作業環境を築ければ、仕事も私生活も充実して、人生が楽しくなりますよ。

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