美容・健康

食品添加物には毒性がある?正しい知識で子どもに健康を!

まだ小さい子どもには人工的に作られたものではなく、なるべく安全な食べ物を与えてあげたいですよね。

まだ消化器官が発達していない子どもにとって、添加物は内臓に負担をかけてしまいます。

きちんとした食を与えて、すくすくと元気に育って欲しいですよね。

食生活アドバイザーの資格をもつ友人に、食品の選び方と、食品添加物が招く危険性の話を聞いたのですが、想像以上に気をつけないと危ないなと思いました。

そこで、今回ブログにも書いてお伝えしていきます。

 

食品添加物の役割、種類

食品添加物はさまざまな目的で添加されています。

甘みなどの味を調整したり、香りをつけたり、色を付け見た目をよくしたり、長く保存できるようにしたりなどです。

日本では1500種類ほどの添加物の使用が許可されています。

国によって使用が許可されている数や種類が違っていて、アメリカは133種類、イギリスでは21種類ほど。

日本は意外にも、添加物大国なのです!

主な食品添加物をいくつか紹介していきますね。

  1. 発色剤…見た目の発色をよくして美味しそうに見せる
  2. 着色料…色を付け美味しそうに見せる
  3. 保存料…長く保存できるようにする
  4. 甘味料…甘みをつける
  5. 調味料…うまみや味を付ける
  6. 香料…香りをつけて食欲をそそる
  7. 酸化防止剤…酸化しないようにする
  8. 凝固剤…液体を固めて固形にする

できれば避けたい添加物5つ

日本では厚生労働大臣が健康上、害がないと認めたもののみ使用が許可されています。

ですのでそこまで神経質になる必要はありませんが、長期的に摂取すると身体に害があることはよく知られていると思います。

中には発がん物質が含まれているものもあるので注意しましょう。

  • 発色剤の亜硝酸Na(あしょうさんナトリウム)

ソーセージやハム、ウィンナーなどの加工肉に含まれています。

発がん物質があるとされています。

  • 合成着色料のタール色素(原材料表記は「赤〇号」「青〇号」など」)

きれいな色のお菓子、かき氷のシロップ、清涼飲料水などに含まれています。

発がん性があったり、不妊症のリスクがあります。

  • 保存料のソルビン酸、ソルビン酸K(カリウム)

コンビニ弁当、加工肉、お総菜などに含まれています。

発がん性、免疫障害、成長不順などを引き起こします。

  • 保存料の安息香酸Na

清涼飲料水、栄養ドリンクなどに含まれています。

発がん性、神経障害などを引き起こします。

  • 合成甘味料のアステルパーム

ダイエット飲料、ガム、ゼリーなどに含まれています。

砂糖の200倍の甘さです。

発がん性、リンパ腫、白血病のリスクがあります。

スーパーで添加物表示を見てみましょう

身体に入れようとするものが、「どんなもので作られているのか」見てみましょう。

商品のパッケージの裏を見たことありますか?

裏には「原材料名」の表示があります。

これは消費者に安全に食品を選んでもらうために「なにが入っているか、使用されているのか」を表記することが義務づけられているのです。

見方は、入っている量が多い順番で書かれています。

選ぶ際のポイント

一番こだわりたいのは、料理の際に常に使う和風調味料です。

酢・醤油・味噌・みりん・料理酒。

  • 酢…米のみ
  • 醤油…「丸大豆醤油」
  • (米)味噌…味噌、大豆、食塩(「出汁入り味噌は添加物が入ってる可能性が高いです」)
  • 料理酒…米、米麹、食塩
  • みりん…「本みりん」と書かれているもの(「みりん風調味料」と書かれているものは添加物が多い可能性が高いです)

こちらの記事にも調味料の選び方が載っているので、ぜひ覗いてみてください。

ダイエットのスパイラルから抜け出そう!日々の食事で痩せる5つの心がけ

安さに惑わされず「本物」を選ぶことです。

なかにはコストを抑えるためにさまざまな添加物が使用されていて、製造工程からすると「これが伝統的な日本の調味料呼べるのか」疑問に思ってしまいます。

安い醤油と丸大豆醤油の製造過程の例を紹介します。

丸大豆醤油(1ℓ約1000円)の原材料は、「丸大豆、小麦、塩、麹菌」のみです。

  1. 大豆と小麦に麹菌を加えて、麹を作る
  2. これに塩水を加えて発酵させ「もろみ」を作る
  3. 約2年間天然発酵、熟成させる
  4. 圧縮したものが「丸大豆醤油」です

ですが、安い醤油(1ℓ約200円)は

  1. 安い大豆油の絞りカス(脱脂加工大豆)を使う
  2. 塩酸で分解して、醤油のベースのアミノ酸液を作る
  3. これに、うまみ調味料、甘味料、酸味などの添加物を使い、味を調える
  4. 増粘剤でとろみをつける
  5. カラメル色素で色を付ける
  6. 保存料を使って出来上がり

この方法だと約3~4か月で完成します。

出典元:サンクチュアリ出版 ちこ 「運を呼び込む 神様ごはん」

 

生産量を高め、利益率を重視した安い醤油には、このような裏が隠れているのです。

日本料理の伝統的な調味料、醤油。

このように化学調味料をたくさん使った醤油は、そう呼べるのでしょうか。

身体を守るためには、なるべく「本物」を選びたいですね。

表示が免除される「キャリーオーバー」

キャリーオーバーとは、原材料表示に書いてある食品のうち、使用した食品の原材料の表示は免除されることを言います。

例えば、お肉の味噌漬け。

味噌漬けの原材料、お肉、味噌、そのほかの調味料は表示されることは義務付けられていますが、その味噌の添加物の表示は免除しても良いというものです。

なので、使われている食材などがすべてではないので注意しましょう。

添加物と上手に付き合っていくことが大切

本来、添加物は「食を豊かにするためのもの」です。

添加物が使われることによって、手間をかけなくても食事がとれるようになったり、きれいな見た目で食べるときにわくわくしたり、

長く保存が出来て「すぐに食べなきゃ」と急かされることがなくなったり…。

もし、食べただけですぐに体調が悪くなったということであれば大問題になりますよね。

(※アレルギーや体質などで合わない場合は別です)

別の角度から考えれば、便利なものです。

すごく疲れてごはんを作る気力が出ないときにお総菜はとても便利だし、

粉末出汁を使えば、鰹節から出汁を取って…という手間がかかる作業をしなくても簡単に美味しいお味噌汁が作れますよね。

食品添加物は何等かの害があると書いてきましたが、気にしすぎは「食べる」ことを窮屈にしてしまいます。

外食にだって何が入っているのか怖くて行けなくなってしまいますよ。

(その場で調理、その場で食べる物は添加物表示をしなくていい為)

子どもと一緒に「おいしいね」と言いながら、楽しく食事をすることが一番大事ですよね!

本当に疲れているときはお総菜に頼ったり、インスタントに頼ったりすることも大切ですよ。

まとめ

これを読んだあなたは「なんとなく安いから」で選んでいた基準が覆(くつがえ)されることでしょう。

「これは今の自分に必要なものなのか」「身体に入れるほどのものなのか」「自分作ることはできないのか」

買う前に、一度立ち止まって考えてみましょう。

そして、身体のことや健康を考えながらストレスをためないように、時にはお総菜に頼ったりして

自分や家族の健康と笑顔を守れたら良いですよね。

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