美容・健康

ダイエットのスパイラルから抜け出そう!日々の食事で痩せる5つの心がけ

○○ダイエットと聞くとすぐに飛びつき、失敗を繰り返しては自己嫌悪に陥ってしまうあなた!

結果が出てもリバウンドして、万年ダイエッターになっていませんか?

そんなあなたでも、リバウンドせず一生スタイルを保てる唯一の方法があるんです。

それは「食事そのものを見直し、食生活を改善していく」という方法です。

日々の食事を整えながら、健康的にダイエットできる方法をお伝えしていきますね。

 

食事の向き合い方を変えて、5キロ痩せたSさんの話

私の友人のSさんは20代女性。155センチ、55キロ。

子どものころからオシャレをすることが大好きで、雑誌などでお気に入りのスタイルを見つけては

「真似をしてみたい!」と思って衣服店に行きます。

そこで試着してみるけど、

「なんか違う」「雑誌ではおしゃれに見えた服装が、似合わない」ということがよくありました。

そこで「おしゃれに見えるように服を着こなしたい」という思いで、ダイエットに励みます。

しかし、話題のダイエット方法を試してみては結果が出ても続かず、リバウンドしたりして悩んでいました。

今までは、

・食事制限(特に夜ほとんど食べない)

・朝バナナダイエット(朝はバナナだけ)

・置き換えダイエット(一日一食分をダイエットドリンクに置き換える)

などを試してきましたが、結果が出ても

限定的なものしか食べないストレス、空腹を我慢するストレスで暴食してしまいます。

しまいには元の体重より2キロ増加・・・。

失敗するたびに自分に自信を無くしていました。

そこで、Sさんに出産という転機が訪れます。

子どもの食について考えることが、自分の食事を見直すきっかけとなりました。

例えば離乳食では、出汁を丁寧に鰹節からとったり、子どもに栄養バランスを考えながら与えていきます。

そして正しい姿勢で食べるために、足が床や足置きにつくようなベビーチェアを選びます。

なぜなら姿勢を正して食べることで栄養を消化、吸収しやすくなるからです。

Sさんは今まで、体重やカロリーなどの数字だけにとらわれて

自分の身体のことを全く考えていませんでした。

自分がいかに「食べる」という行為を疎(おろそ)かにしてきたか気づいたのです。

そして、食事への向き合い方が変わった結果、5キロ痩せることができたのです。

間違っている食事制限ダイエット

誰でも簡単に始められる食事制限ですが、極端なものはリスクもあります。

なぜ食事制限がよく取り入れられるのかというと

・手軽にできる

・運動など身体を動かすことが苦手

・短期間で痩せたい

といった理由からです。

Sさんも短期間で、大幅に減少させたいがため食事制限をよく取り入れていました。

ですが空腹を我慢したり、食べるものを限定したりするストレスで

暴食してしまい、何度も失敗を繰り返していました。

極端な食事制限が引き起こす健康上のリスク

生きるために食べることは必要不可欠です。

それを極端に抜いてしまったり、特定の食べ物ばかりを食べたりすると健康上に支障をきたしてしまいます。

ひどい場合は生命のリスクを脅かす可能性もあります。

例えば、

・リバウンドしやすくなる

・栄養障害

・月経不順

・摂食障害

などです。

“Diet”の本来の意味

「ダイエット=食事制限」というイメージが強いと思いますが、

実はそうではないのです。

「”Diet”という英語の言葉の本来の意味は、

健康を目的とした食事、もしくは食事療法による体重管理のこと」

出版元:日本ダイエット健康協会 ダイエット検定2級テキスト

このようにダイエットの本来の目的は

体重を減らすのではなく、体重管理をして健康的に生きることです。

日本では「ダイエット=体重を減らす」という意味になっています。

これは和製英語なのです。

食事の際に心がけること5つ

身体に必要なものをきちんと取り入れ、少し食べ方に工夫をするだけで

自然と痩せやすい身体を作ることが出来ますよ。

5つの食事のコツをお伝えしていきますね。

食材の色を意識する

5色取り入れると自然に栄養バランスが整い、痩せやすい身体を作ることができますよ。

栄養バランスが整うと気持ちが安定するので、ストレスで暴食に走ってしまうことも防ぐことができるでしょう。

○○ダイエットでその食材ばかりを食べたり、必要な栄養素をまったく食べなくなったりすると

栄養バランスが偏ってしまいます。

その5色とは赤・黄・青(緑)・白・黒です。

赤・・・肉や魚、野菜

黄色・・・卵、野菜、果物

青(緑)・・・野菜、果物

白・・・ごはん、うどん、乳製品

黒・・・海藻、きのこ、黒豆

水分を取る

水分をこまめにとることで、むくみにくくなります。

人間の身体の約70%ほどが水分で出来ています。

体内の水分には

栄養を体内にスムーズに運べるようにする

老廃物をスムーズに排出できるよう運ぶ

働きがあります。

水分が不足すると便や汗などによって老廃物が排出されにくくなるので

太る原因となります。

調味料にこだわる

料理の際、毎日使われている調味料は選び方を変えれば太りにくくなります。

さまざまな添加物が身体に入ると、内臓に負担がかかり、うまく体内の毒素を排出できなくなるのが原因です。

砂糖・塩・酢・醤油・味噌 みりん・料理酒

せめて和食に使う調味料はこだわりましょう。

購入する際はパッケージの裏に書いてある原材料をチェックしてみましょう。

できるだけ添加物の少ないシンプルなものがいいですね。

砂糖・・・精製されていないもの(甜菜糖など)

塩・・・天然塩

酢・・・原材料:米

醤油・・・原材料:大豆・小麦・食塩

(米)味噌・・・原材料:米・大豆・食塩

みりん・・「本みりん」と書かれているもの

料理酒・・・原材料:米・米麹・食塩

食べる順番に気を付ける

食べる順番を少し意識すると、好きなものを食べても

太りにくい身体を作ることができますよ。

手軽なので、今すぐにでも実践できますね。

野菜(汁物でもOK)→お肉や魚→ごはん

食物繊維(ビタミン・ミネラル)→タンパク質→糖質

この順番で食べましょう。

食物繊維を先に食べると太りにくくなります!

食物繊維は血糖値の上昇を抑える効果があるのです。

血糖値が上がる食事をしていると太りやすくなりますので注意しましょう。

 

姿勢を正す

ご飯を食べる際や、できれば日常生活で姿勢を正すよう心がけてみましょう。

余計な脂肪がつきにくくなり、スタイルアップにつながりますよ。

正しい姿勢だと栄養が隅々まで届き、不要な老廃物の排出がスムーズになります。

姿勢が悪いと、血液循環が悪くなり全身のむくみの原因になってしまったり、

口から入った食べ物が胃に送られるのが遅くなり、満腹のサインを出すのが遅れる為

食べすぎの原因になってしまいます。

まとめ

まとめると、食事の際に心がけることは

①食材の色を意識する

②水分を取る

③調味料にこだわる

④食べる順番に気を付ける

⑤姿勢を正す

という5つです。

Sさんはこれらの方法を試してから、体重は自然に減っていき、半年ほどで5キロのダイエットに成功しました。

決して短期間ではないですが、リバウンドしにくい身体を作ることが出来ました。

今ではいろんなファッションにチャレンジし、諦めてきたスタイルもできるようになったそうです!

そして今まで「食事」と「ダイエット」に縛られていたことに気づいたSさん。

ダイエットに良い食材と聞くとそればかりを食べ、好きなものを我慢しストレスが溜まってつらい気持ちでいっぱいでした。

食事の量を制限するも、食べることに対しての罪悪感で、幸福感を感じません。

本来「食べる」という行為は「命をいただくこと」

そのことに感謝し、ありがたい気持ちでいただくものです。

Sさんは食事を整えたら、命をいただいて生かされていることに感謝の気持ちが生まれました。

そして、身体を整えると心が整います。

なぜなら栄養の吸収をつかさどる小腸は、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」を分泌する働きがあるからです。

Sさんは自分に自信が持てるようになり、前向きに過ごしています。

食べ物に対しての認識が変わり、うまく食事と向き合うことができることが出来たSさん。

最近、好きになったダイエット美容家の本島彩帆里さんは

「ダイエットは生きることそのもの」と述べています。

その時限りのものではなく、一生続いていくものです。

食事そのものを見直して、身体をいたわりながらダイエットに向き合うことこそが

一生続けられるダイエットの近道になりますよ。

 

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