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30歳を過ぎた子供が引きこもり!?脱出に優しく導く家族の接し方!

今あなたが、この記事を読もうとしているということは、引きこもりの子供との接し方についてお悩みなのではないでしょうか。

30過ぎても子供は子供ですよね。

自分の子供が一日中部屋で閉じこもっているのは、心配でたまらないものです。

「どうやったら心を開いてくれるのだろうか」と不安な表情で子供に視線を向けてしまいますよね。

しかし、それがかえって子供を苦しませているのかもしれません

この記事を読むことであなたの毎日の過ごし方が変化し、息子さんに向ける視線が変わるでしょう。

あなたの人生なのだから、楽しいあなたの人生を送りませんか?

それが、意外にも子供が外にでるきっかけになるのです。

 

引きこもりとは

引きこもりの定義

厚生労働省では、

「引きこもりとは、学校や仕事に行かず、かつ家族以外の他人との親しい関係を築かずに、自宅で6か月以上の間引きこもる」

のように定義でれています。

引きこもりと聞くと、何か心の病をもっているのかなと思うかもしれません。

そうではなく、引きこもりは、「誰にも会いたくない」「一人でいたい」「人に会うのが怖い」という自分の気持ちに素直に行動しているのです。

引きこもりは病気ではありません

タイプ

引きこもりには様々なタイプがあります。

  • 自分の部屋からは出るが、家からでないタイプ
  • 近くのコンビニくらいまでは行くタイプ
  • 自分が興味のあることだけに外出するタイプ

夜間に人の少ない時間帯に近所のコンビニに行ったり、自分の興味のあることにだけ出かけても、家族以外の人と交流がなければ引きこもりと判断されます。

引きこもるきっかけ

引きこもるきっかけは、挫折体験人間関係でのトラウマの経験などがあります。

仕事での失敗や信頼していた人に裏切られた経験、失恋などがきっかけで自信を失い、引きこもってしまうのです。

ただ、これはきっかけであり、問題なのは長期になってしまうことです。

何年もの間人との交流がなければ、コミュニケーション能力も下がりますし、自分に自信がないままの状態なので仕事に復帰するのが難しくなってくるのです。

なぜ、長期化するのか

社会とも家族とも人との繋がりがなくなった状態、これが、長期化の大きな原因なのです。

私たちが今生活している中で、必ず誰かとの人との繋がりの中で過ごしていますね。

毎日、仕事で働き上司や後輩と過ごしたり。

仲の良い友人とランチに行って最近の健康情報を話題にしたり。

このように、社会との繋がりがあります。

何気なく毎日一緒に過ごしている家族とも、お互いのことを理解し合って繋がっています。

しかし、引きこもりになると、社会との繋がりがなくなってしまいます。

自宅で引きこもっていると、家族との繋がりがあるように見えても実際はそうではないことが多いです。

自宅で過ごすことは、家族からみると「居場所」を作っていると思っていても、本人にとっては「居場所」ではないのです。

本人は、親に心配や迷惑をかけて申し訳ない思いがあり、「誰にも会わないで済む場所、恐怖から逃れる場所」に過ぎないのです。

家族は、なんとかして引きこもりから脱出して頑張ってほしいという思いで、前に進めるように後押しすると、さらに心を閉ざしてしまいます。

これは、本人は「今は、まだなにもしたくない」「誰にも会いたくない」と思っているのに、家族から先のことを話されると「なんで、自分のことわかってくれないんだ」と感じてしまうのです。

それがきっかけで本人の機嫌が悪くなり、家族への警戒心が芽生えて距離がどんどん開いてしまいます。

家族との会話がなければ、だんだん自分の殻に閉じこもってしまいます。

親としては、引きこもりの始めの時期は、家でゆっくりしてほしい、気持ちが落ち着くまでここに居たらいいと思っていたことでしょう。

しかし、半年ほど経過してくると、家族はなにもできない苛立ち、はがゆさを態度に出してしまいがちです。

心が繊細で、周囲のことを必要以上に気遣う性格の人であれば、あなたがどう思っているか子供は感じとります。

子供は家族の思いを感じて、自分にイライラして、さらに自分の殻に閉じこもってしまいます。

社会と家族との繋がりがない状態では、社会にでるためのきっかけが作れず、引きこもりが長期化するのです。

 

家族との心の繋がりが大事

社会との繋がりが難しくても、一緒に住む家族との心の繋がりをもつことが、これから先の大きなステップになります。

あなたができることは目の前の子供と心の繋がりをつくることです。

そのために心得えておくことがあります

それは、目の前の子供を見ること。

最近では、テレビで引きこもりの情報が多く放送されているのを見ます。

それを見ると、自分の子供も同じ境遇で引きこもりになったように重ねてしまいがちです。

ただ、引きこもりのきっかけやその心理は人それぞれであり、個人差が大きいです。

自分の子供をテレビの情報と重ねてしまうと、目の前の子供に対して偏見をもち、本当の子供の思いを見逃してしまいます。

自分の子供と向き合うためにも、テレビの情報は「そういうこともあるんだな」という気持ちで見て、まずは子供のことを見ようとすることが大事です。

 

子供への具体的な接し方

子供の立場になって、安心できる話題をする

親からすると引きこもりになったきっかけについて、どんな辛いことがあったのだろうと心配しますよね。

なんとか、話をして欲しいと思い「なにかあったの?」と聞きます。

でも、これを息子の立場で考えるとどうでしょうか。

親思いの優しい子供は、自分の辛い思いをした経験を話したいと思うのでしょうか。

子供の立場であれば、親にはこれ以上心配させたくない、嫌な思いをさせたくないと思い、何があったのかは心に閉ざすのだと思います。

ただ、何があったのかがわかならくても、辛い経験をした子供を理解しようとすることはできます。

そのために「毎日、挨拶をする」ことを続けます。

些細な会話のほうが、子供も話がしやすいでしょうし、安心して話ができます。

毎日、挨拶を通して声をかけ続けることで子供は「自分のこと気にかけてくれているんだな」と感じるのです。

子供に挨拶をしても、振り向きもせず当然無視はするでしょうが、子供は必ず聞いています。

昔からとても繊細で、周りのことを気にかけて優しい性格なので、あなたの声は、必ず聞こえているのです。

ただ、人との関わりが長年なかったため、どんな反応したらいいのか、子供自身がわからないのかもしれません。

家族も長年会話がなかったら、どのように声かけていいのかわからず、ぎこちなくなってしまうかもしまうのも当然のことです。

朝、起きてきた時に「おはよう、今日は天気がいいね」などと、会話にならなくても一言でいいので声をかけます。

買い物に出かける時には、「行ってくるね」「なにか欲しいものはないかな?」と反応がなくても声をかけるのです。

毎日、挨拶を続けることで、子供から挨拶をしてくれるようになります。

会話になっていなくても挨拶が続くと、子供が家族への警戒心が薄れていくのです。

一つ注意する話題があります。

それは、本人が警戒する話題が「先の未来の話」や「同級生の話」です。

なぜ子供が警戒するのかは、子供の立場になって考えてみるとわかります。

自分の人生を生きようと「輝く未来を目指して」頑張ってきたが、挫折体験をして、自分の人生が思うようにいかない。

子供は自分の人生は失敗し、出遅れた人生を送っていると感じているのです。

そんな時に、「これから先の仕事はどうするのか」、「同級生の○○君は△△で働いて結婚したらしいよ」などと話すことは、本人を追い詰めてしまいます。

繊細な子供は特に、幸せな人生を送っている同級生の話を聞いて、さらに自分を追いつてめることになります。

先の話や同級生の話は、子供を傷つけてしまうので避けましょう。

少しずつ子供から挨拶をしてくれたりして反応の変化がみられたら、子供の興味があることについて聞いてみることもいいでしょう。

最後まで話を聞き、共感する

「お前(親)のせいで、こんなになってしまったんだ」と子供から罵声をあびせられたことはないでしょうか?

鋭い目つきで、真っ向から子供に言われると、親は耳を塞ぎたくなり悲しい気持ちになりますよね。

また、子供に対して恐怖心が生まれて、腫れものにさわるような接し方になってしまいます。

親がびくびくしていると、その態度が子供にも伝わり、本人はさらに自己嫌悪に陥り、イライラして、また、あなたに「お前のせいだ」と負のサイクルに陥ります。

では、どう接したらいいのかというと。

最後まで、話を聞くことです。

引きこもりになって苦しめているのが親のせいであると言われるとショックで話が聞けないかもしれませんが、最後まで聞くことに徹するのです。

きちんと目を背けずに子供と向き合った状態で。

この時、子供の言葉の裏にはどのような感情があるのかを考えます。

本当は、子供自身も引きこもりになったのは親のせいではないことはわかっています。

今まで人生の失敗は、自分のせいだと自分を責め続け、責めても責めても変わらない現状。

人生が自分の思うように生きることができない、どうしようもない憤りを「親のせい」にしているのです。

これは、子供自身が自分ではどうしようもないことを「親のせい」にすることで自分の心を守っているのです。

辛い状況を親にわかってもらいたいのです。

最後まで聞いたら、ここで子供の気持ちと同じ気持ちになり共感的な返事をします。

「それだけ辛かったんだね」「辛かったね」と寄り添って一言だけでいいので声を掛けます。

最後まで子供の辛い訴えを最後まで聞き、辛さを共感することで、子供は「自分のことわかってくれたんだ」と感じます

「自分のことをわかってくれる」人が身近にいることで、安心して前を向いて進んでみようという気持つになるのです。

励ますのではなく、共に歩む姿勢でいる

少しずつ部屋から出る機会が増えると、家族は「このまま、もっとよくなってほしい」と期待してしまいます。

本人の中では、まだやっと身体が動く状態になったのに、周囲から「頑張ってね」と励まししの言葉を聞くと、反対にプレッシャーになり本人のペースが乱れてしまいます。

また、十分にコミュニケーションがとれていない状態で、本人の思いも知らずに励ますことは逆効果になります。

励ますのではなく、本人の気持ちに合わせたペースで共に歩むことが大事です。

誘うときは強要しない

引きこもっているため、気分転換に外に散歩に誘うことはいいと思います。

ただ、それを強要することはしてはいけません。

人に会いたくない、誰かに会う恐怖心などがあるため、人に出会うリスクは本人にとって脅威となります。

一度、誘って返事がなければ、「じゃ、行ってくるね」と声をかけて出かければいいのです。

帰ってきたら「ただいま、今帰ったよ」と声をかけてあげましょう。

家族で外食なども、一緒に行ったほうが楽しいだろうなと思うかもしれません。

しかし、外食も人に出会うリスクがあり、本人は食事をするよりも、誰か人に会うことのほうが恐怖を感じているので一度誘って返事がなければ「行ってきます」と言って出かけましょう。

外食に行って、子供がどう思うかを考えて誘うことが必要です。

家族が、一緒に行きたいという気持ちを優先するのではなく、子供が行きたくないと思っていることを尊重してあげましょう。

 

家族も社会と繋がり「居場所」をもつことが大事!!

「辛い思いをしている子供のことを思うと、仕事や友人とのランチ、趣味を続けていていいのだろうか」という思いになってしまいますよね。

引きこもっている子供について、誰にも相談できずに、家族も孤立していなでしょうか。

引きこもっている子供に気を遣って、外出することに罪悪感を感じていないでしょうか。

引きこもりの子供が家にいると、一日中子供のことを考えてしまい、家族も気持ちが落ち込んでしまいます。

そうなると、家族も人との繋がりがなくなり、家族が精神状態を壊してしまうこともあります。

子供と唯一繋がれる家族が精神的に元気でなければ、子供も引きこもりから抜け出せません。

家族も社会との繋がりを持ち続けて、外で「自分の居場所」をつくることがとても大事なのです。

引きこもっている子供が心配で気がかりなのは十分わかります。

でも、その子供を支えるためにも、あなたの趣味や友人との繋がりを大事にすることが必要なのです。

子供にも人生があるように、あなたにも神様から与えられた人生があります。

好きなミュージカルの映画を見に行って外の世界を楽しんだり、ランチして楽しい時間を過ごす。

ランチの時に、思いきって引きこもっている子供の話をすると、親身に話を聞いてくれる人もいます。

また、その友人の家族も身近に引きこもりの子供がいることを知り、悩みを共有して気持ちが楽になったということもよくあります。

引きこもりは社会問題になっており、各地域にはさまざまな引きこもり支援があります。

一人でかかえている人は、地域の支援状況を知るためにも一度相談してみてもいいですね。。

引きこもりの本人が同行しなくても、家族だけでも相談に乗ってくれるので安心ですよ。

社会との繋がりがあれば、家族も辛いのは自分たちだけではないことがわかります。

もう少し、気長に子供と向き合おうという気持ちになるでしょう。

また、家族が楽しく過ごしていると、生き生きした表情になります。

子供は、楽しそうにしている家族の中で過ごしていると、少し外に出てみようかなという思いになるのです。

家族と子供が一緒にいる時間が増えたり、外に出かける機会が増え、子供にも少しずつ変化がみられるようになります。

 

引きこもりを脱出した人からのメッセージ

友人の引きこもりだった息子さんから話を聞いたことです。

息子さんは数年自宅に引きこもっていたのですが、引きこもっている間、家族にして欲しかったことがあります。

このメッセージを読み「そうだったのか!」と感じると思います。

お金が欲しかった

私たちは、今日は食事は何を食べようかなと食べたいものを考えますよね。

喫茶店に行ってコーヒーでも飲みに行こうかなとか、どこかに行きたければどこへでも行くことができます。

しかし、引きこもりをしている人は、実は自由がないんです。

毎日、家族から与えられた食事は美味しいが、今日はうどんが食べたいのに食べれないのが惨めになったと話していました。

家族に食べたいものを伝えたらいいのだが、家族には十分迷惑かけているし申し訳ない気持ちでいたそうです。

少し元気がある時に、どこかに行きたいと思っても、お金がなければ電車やバスに乗れません。

食べたいものを食べたいと思っても、お金がなければ買って食べることができません。

毎日、与えられたもので生活していると、自分で選ぶ権利が失われてしまっているのです。

もし、家計に余裕があるのであれば月に5千円でいいのでお小遣いを渡すのです。

最初は、子供にもプライドがありなかなか受け取らないかもしれません。

渡す時に「これで、たまには食べたいもの食べておいで」と一言伝えるといいでしょう。

自由に使えるお金があることで、外にでるきっかけにもなりますよ。

ただしお小遣いを渡すことは、甘えさせるものではなく、子供に自由に選択できる権利を与えるという気持ちで渡すことが大事です。

家族には楽しんでいて欲しい

家の中で引きこもっている間、自分のことで悩ませている家族を見るほうが辛い気持ちになったそうです。

さらに自分を責めてしまったと話していました。

家にいる家族が楽しそうにしているのを見ると、自分を責める気持ちが治まり安心して過ごすことができたそうです。

家族が子供のことを考え一緒に悩むことも必要ですが、子供も親の幸せを願っているのです。

そのためにも、あなたの生活を楽しく過ごしたほうがいいですね。

家族が楽しく過ごすことで、子供にとって安心する環境になり、この家で居てもいいんだなと思うのです。

それが、子供に「居場所」を作ってあげることになるのです。

 

まとめ

子供と接する時は

  • 子供の立場になって、安心できる話題をする
  • 最後まで話を聞き、共感する
  • 励ますのではなく、共に歩む姿勢(期待はしない)
  • 誘う時は強要しない

を意識することが大事です。

そして、もっと大事なのがあなたの楽しいと思えること、社会との繋がりを大事にして過ごすことです。

いつの間にか子供が動きだしますよ。

それが2年、3年、10年かかってでも待ちましょう。

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