シャンプーやリンスは毎日使うものだし、つい安くて詰め替え用を選んで買っちゃいますよね。
ボトルに詰め替えようとして、中身を洗った方がいいのか悩みませんか?
そもそも、洗うことが衛生的にいいものなのか考えてしまいます。
そこで今回は、あなたが気になるシャンプーボトルの洗い方や乾かすコツをご紹介します。
おすすめのボトル、シャンプーやリンスの使用期限もお伝えしますので、キレイに保って気持ちよく使えるようにしましょう。
詰め替えるときにシャンプーボトルは洗ってよく乾かそう
シャンプーボトルは毎回洗って乾かすのが理想的です。
液体タイプのソープは少しでも水が入ると、ボトルの中で雑菌が増えてしまいます。
お風呂に入ってキレイにするのに、雑菌が入っているかもしれないと思うと使いづらいですよね。
お風呂場で頭や体を洗うときに、泡が飛んだり、すすいだときの水がボトルにかかったりします。
そのため、シャンプーやリンスのボトルの外側は汚れやすくカビが発生しやすいです。
また、長い間同じボトルを使い続けることは、内側にカビや雑菌が増えやすい原因となります。
シャンプーやリンスのボトルは、2~3回詰め替えたら交換するようにしましょう。
湿気が多くて高温になる場所は、カビや雑菌が好む環境になり増えやすいです。
お風呂場で放置されることが多いシャンプーやリンスのボトルは、カビや雑菌にとって、まさにうってつけの環境と言えます。
詰め替えるときは、外側も内側も必ず洗って水を切って乾かすことが重要です。
シャンプーボトルの洗い方
このあとご紹介する洗い方に出てくるポンプの名称について、先にお伝えしますね。
ストローのようになっている部分が、ノズルです。
フタの部分を含めて、シャンプーやリンスが出てくる部分をポンプと言います。
ノズルは少し引っ張ると、取り外しができるものが多いです。
ノズル部分を取り外しして洗うと、ポンプ部分が洗いやすくなりますよ。
それでは、ボトルの洗い方を見ていきましょう。
シャンプーボトルの洗い方
- ボトルのフタを開けてポンプを外す
- 泡が出てこなくなるまで、ボトルをぬるま湯で洗う
- 洗面器などにぬるま湯を溜める
- ぬるま湯にノズル部分を入れて、ポンプを押し続ける
- ストロー部分がキレイになったらポンプから外す
- ポンプだけをまた洗って、泡が出なくなるまで④を繰り返す
- 泡が出なくなったら完了
前回まで使っていた中身が残ることは、詰め替えないで使い続けているのと同じです。
慣れるまで面倒くさいですが、慣れると10分もかからなくなります。
雑菌を残さずボトルをキレイに保つことは、頭皮や髪の健康を維持することにも役立つので実践していきたいですね。
中身が詰まって出てこないときの対処法
リンスのように重ためのシャンプーだったり、中で固まったりして出てこないときもあります。
そんなときは、洗う前に40℃以下のぬるま湯にボトルやポンプをつけておきましょう。
シャンプーやリンスがはがれてきたら、洗い始めるタイミングです。
ボトルにカビが生えたときは?
お風呂に入るときにシャンプーや石けんが飛んで、ボトルの外側は汚れやすくなっています。
汚れが雑菌のエサとなり、湿気が多いお風呂場ではカビも発生しやすくなるんです。
ボトルにカビが生えたときは、2~3回使っていなくても買い替える目安になります。
新しいボトルを用意して、詰め替えるのがおすすめです。
シャンプーボトルを乾かすときのコツ
洗い終わったら、次はボトルとポンプをしっかり乾かしましょう。
逆さにして、風通しのいい場所で乾かすのがポイントです。
乾かしてみると、ポンプの中に水が残ってしまうことがあります。
そんなときは、ドライヤーや扇風機の風をあてて乾かすのがおすすめです。
ドライヤーを使うときは熱でポンプが変形するかもしれないので、30cmくらい離して使うようにしてくださいね。
シャンプーボトルを乾かすときの注意点
シャンプーやリンスのボトルはプラスチック製です。
変形や変色をする可能性もありますので、直射日光をさけて影になる場所で乾かすようにしてください。
ボトルやポンプは中に水が残らないように、完全に乾かしましょう。
完全に乾くまで数日かかるので、詰め替え用のシャンプーを買うときに予備のボトルも用意しておくと便利ですよ。
衛生的に詰め替えたいときのおすすめボトル
先にもお伝えしたように衛生面を考えると、ボトルは毎回洗った方がいいでしょう。
しかし、洗うのが面倒くさいし、乾かす手間もかかりますよね。
それなら、新しくボトルを買い直すのが手っ取り早いです。
でも、詰め替え用のシャンプーやリンスを買っていて、使わないのはもったいないというときに使えるボトルがあります。
詰め替え用の袋ごと入れられるボトル
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直接ボトルにシャンプーやリンスを入れずに、詰め替え用の袋ごと入れられるボトルです。
詰め替える時にこぼれる心配もなく、拭いたり、洗ったりしなくていいから衛生面も安心です。
ただし、袋を直接入れるので、シャンプーやリンスの残りが分かりづらいというデメリットもあります。
高さ27.5cm、横幅15.5cm、奥行きも詰め替え用の袋くらいの幅で、場所を取らない設計になっています。
白、ピンク、青の3色から選べて、優しい色味が特徴です。
気になったら、こちらから確認してみてください。
予備のボトルも購入したい場合は、3本セットもおすすめです。
ボトルにお金をかけたくないなら100円ショップボトルも使える
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節約のために詰め替え用を買って少しでも安く済ましているという場合は、100円ショップにも袋ごと入れられるボトルがあります。
先程お伝えしたボトルや雑貨屋さんのオシャレなものは、見た目や機能性に優れている分、安くても500円前後します。
節約しているときは、100円でも安い方が家計にも優しくて助かりますね。
100円ショップのボトルなら200円で済ませられ、お近くの店舗でも買えます。
しかし、安くてコスパがいい100円ショップのボトルは、詰め替え用の袋より小さめのつくりになっていることが多いです。
そのため、詰め替え用のサイズと合わないこともあるようです。
その場合はボトルに合わせて、詰め替え用の袋をカットする必要が出てきますので、購入するときはサイズを確認するようにしましょう。
お風呂場にボトルを置く場所がなく、ポンプ部分をひっかけて使いたいという場合もありますよね。
ただし、負荷がかかりすぎて落下したときに壊れる可能性があります。
床に置くと衛生面が気になる場合は、シャンプーボトル専用のカゴも売っていますよ。
サイズや使い方に注意すればコスパは良いので、新しくボトルを買い替えるときに検討してみてはいかがでしょうか。
ボトルを使わないで詰め替え用の袋を活用する
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そもそもボトルを洗う手間がかかるのが嫌だったり、中身を詰め替えることにイライラしたりすることってありませんか?
そんなときには、直接詰め替え用の袋にポンプをつけて、ボトルに入れ替えないという方法もあります。
その商品が「つめかえパックそのままポンプ」です。
ポンプのつけ方
- 詰め替え用の袋の注ぎ口をカットする
- ポンプのレバーを開いて、根本までしっかり差し込む
- レバーを閉じて固定する
- ポンプをつけた対角になるようにホルダー(ひっかける部分)を差し込む
ポンプを押して中身がちゃんと出てくるか確認をして、そのまますぐに使えます。
付属品の専用アームは、お風呂場に吊るせる場所がないときでも使えるアイテムです。
専用アームをシャワーホルダーに取り付ければ、詰め替え用の袋についているホルダーをひかっける場所が作れるでしょう。
特に質感が重めのものを使う場合は、ポンプから中身が出てこないときもあるので注意してください。
こちらの通常タイプは、髪の長さがミディアム以上、もしくはショートカットでも髪が多い人向けになります。
ショートカットで髪が少ない場合はミニタイプもありますので、こちらも参考にしてみてください。
旦那さんやお子さんとシャンプーやリンスを分けて使っているご家庭は、自分用と別で購入するのもいいですね。
詰め替え用の袋の底に水が溜まるのを防ぐアイテム
詰め替え用の袋の底を上にして使うので、水滴が溜まってしまうことがあるでしょう。
水が溜まったまま使うと、カビが生えてくる可能性もあり衛生面を考えると良くないかもしれません。
水が溜まるのを防ぐために専用のカバーも一緒に購入されると、衛生面も安心して使うことができますよ。
シャンプーやリンスに使用期限はある?
試しに買ってみたけど髪質に合わなくて、そのまま浴室に置きっぱなしにしていませんか?
シャンプーやリンスには防腐剤が入っているので、封を開けてから半年~1年はもつようになっています。
しかし、お風呂場は湿気が多く高温になりやすいです。
雑菌が増えやすい環境にあるので、2~3ヶ月以内に使い切ることが衛生面にもいいでしょう。
特に頭皮が弱い場合は、カビや雑菌が増えたシャンプーやリンスを使うことで荒れやすいです。
頭皮のかゆみやフケの原因にもなり、ひどくなると炎症を起こしてしまいます。
そうならないように、長くても2~3ヶ月以内にはボトルの中身を交換するようにしましょう。
封を開けていないものはどれくらい使える?
封を開けていない場合は3年以内を目安にしましょう。
化粧品に関して薬機法では、製造してから3年以上品質を保てるものは使用期限の表記を不要としています。
シャンプーやリンスも化粧品に含まれているので、基本的には使用期限が書かれていません。
また、最近は「スカルプD」や「ミノン」など、薬用と呼ばれるシャンプーも増えてきました。
薬用シャンプーは医薬部外品に分類され、化粧品と同じく使用期限が書かれていないものが多いですね。
シャンプーに期限が書かれていないのは、3年以上経っても品質が下がらないものとされているからです。
ただし使用期限に関わらず、製造されてから品質は少しずつ落ちていきます。
品質のことを考えると、購入してからなるべく早く使うようにした方が良さそうですね。
特にオーガニックシャンプーを使っている場合は注意しよう
使用期限が書かれていないシャンプーには、品質を長く保つための防腐剤が使われています。
しかし、オーガニックシャンプーには防腐剤が使われていません。
オーガニックシャンプーは使用期限を数ヶ月~1年半としている場合が多いです。
これは、封を開けていないシャンプーやリンスの目安になります。
開封したものは、防腐剤が入っているシャンプー同様に2~3ヶ月で使い切るようにしてくださいね。
美容室でシャンプーやリンスを購入している場合も、使用期限の目安は同じです。
どんな種類のシャンプーやリンスも一度開封したら、早めに使い切ることが頭皮や髪を衛生的に保ってくれるでしょう。
まとめ
お風呂場で放置されやすいシャンプーやリンスのボトルは、カビや雑菌が増えやすい環境にあります。
ボトルの中身を詰め替えるときは、しっかり洗って、ボトルやポンプに水が残らないように乾かしましょう。
衛生的に保つ方法として、詰め替え用の袋ごと入れられるボトルもおすすめです。
ボトルに詰め替えたシャンプーやリンスは期限が書かれていないものも多いですが、なるべく早く使い切るように心がけてください。
ボトルを清潔に保つことは、頭皮や髪の健康を守ることにも役立ちますよ。