肌がくすんできたな、毛穴の黒ずみが気になるな、
そんな悩みはありませんか?
私の友人のSさんは、大容量のヨーグルトを買うと余らせがちで、期限前になって慌てて食べることがよくあったそうです。
そんな時に「ヨーグルトパック」という言葉をどこかで聞いたことを思い出し、とりあえず試してみようと
ヨーグルトを手の甲に塗ってみたところ、くすみが改善され肌がワントーンアップ!
「こんなに簡単なのに効果抜群じゃん」とヨーグルトパックにどハマりしたとか。
肌が綺麗だと、若々しい印象になりますし、鏡を見るたびに明るい気持ちになれます。
Sさん曰く、全然難しくないし、続けやすいからやってみる価値あるよ!ということなので、早速ヨーグルトパックについて紹介していきます。
ヨーグルトパックとは?
ヨーグルトパックとは、食品のヨーグルトをパックとして利用する美容法です。
ヨーグルトは、どこでも安価で手に入りますし、お家で手軽にできることから話題になっています。
ヨーグルトパックではどんな効果が得られるの?
まず、ヨーグルトパックをすると肌にとってどんないい効果があるのか紹介します。
美肌・美白効果
ヨーグルトをスプーンですくってしばらくすると液体が出できますよね。
その液はホエーと呼ばれるもので、アミノ酸が豊富に含まれています。
アミノ酸は、シミやソバカスの原因となるメラニンの生成に関係するチロシナーゼの活性化を防ぐ働きがあります。
そのため、日焼けした後の肌のケアにも効果的です。
また、保湿効果も高いので、乾燥によるシミやくすみの改善にも期待できます。
他にも、ヨーグルトに含まれる、アルファヒドロキシ酸(AHA)という乳酸には、穏やかなピーリング作用があります。
ざらつきもなくなり、ツルツルの肌触りに!
肌に負担をかけずに古くなった角質を取り除いてくれるので、ターンオーバーが整い、肌質改善にもつながります。
シミやくすみの改善によって透明感のある明るい美肌になれますよ。
毛穴の黒ずみ改善
ヨーグルトに乳酸菌が含まれていることは有名ですよね。
その乳酸菌にはタンパク質を分解する酵素、プロテアーゼが含まれています。
ヨーグルトにお肉を漬けると柔らかくなる、と聞いたことはありませんか?
この調理法は、プロテアーゼの働きを利用しているんですね。
毛穴の黒ずみの原因である、角栓はタンパク質なので、プロテアーゼが分解してくれます。
よって、毛穴詰まりの予防、改善にも効果が期待できるということです。
肌荒れ予防
乳酸菌には、雑菌の繁殖を防ぐ働きもあり、ニキビの予防・改善に効果を発揮してくれます。
ストレスや生活の乱れによって肌の菌のバランスが崩れてしまうことで、肌荒れが起こります。
乳酸菌で良い菌の働きを補うことで、雑菌の繁殖を抑えることが出来て、肌荒れやニキビの予防、改善に効果が期待出来ます。
ヨーグルトパックのやり方
たくさんの効果があることがわかると「試しにやってみようかな」という気になりますよね。
ヨーグルトパックのやり方はとても簡単なので、すぐに挑戦できますよ。
使用するもの
使用するものは基本的にプレーンヨーグルトと小麦粉のみです。
1回分の使用量は
- プレーンヨーグルト 大さじ2
- 小麦粉 適量
ヨーグルトには無糖タイプと、加糖タイプがありますが、パックで使用する場合は必ず無糖タイプのプレーンヨーグルトを使用しましょう。
加糖タイプのヨーグルトには添加物が含まれているので、肌に刺激を与えてしまい、荒れる可能性があります。
また、しっかり効果を得るためには、ホエーを含ませた水分の多いヨーグルトを使用するのが理想です。
しかし、水分が多いヨーグルトは柔らかいため垂れてしまい、パックとしてはかなり使いづらいですよね。
そこで、ヨーグルトに小麦粉を混ぜて垂れづらくします。
小麦粉の量は自分でちょうど良いくらいに調整して良いのですが、ヨーグルトの量を超えないくらいにしましょう。
また、混ぜるとより効果が期待できるものがあります。
自分がより実感したい効果に合わせて、混ぜてみてください!
- ハチミツ(保湿力アップで乾燥から肌を守る)
- すりおろしにんじん(日焼けケア)
- 緑茶の粉(美白効果アップ)
- オリーブオイル(肌のキメを整えてしっとり感アップ)
- ココアパウダー(ターンオーバー促進)
- 塩(スクラブ洗顔効果・くすみ対策)
他にも、ホエーをコットンに染み込ませてパックする方法も、ニキビを予防したい時におすすめです。
水切りヨーグルトを作った時など、ホエーは使い所がなく捨ててしまっていませんか?
コットンパックにすれば無駄なく使うことができて一石二鳥ですね!
やり方
やり方はとっても簡単ですよ!
- 洗顔して肌を清潔な状態にする
- 混ぜ合わせたパックを気になる部分に塗る
- 5〜10分ほど放置し、ぬるま湯で優しく洗い流す
- 普段通りにスキンケアをして完了!
パックを作るところ以外は、普通のシートパックの手順と一緒で意外と手軽にできますよね。
毛穴の黒ずみが気になる人は、洗い流す前に指でくるくると優しくマッサージするのも効果的です。
力を入れて擦ると逆効果なので、あくまで優しくマッサージしてくださいね。
また、「乳」「小麦」を使用しているパックなので、アレルギーのある人は注意が必要です。
自分は肌が弱い、敏感肌だなと感じている場合は、ヨーグルトが刺激となる可能性もあります。
初めてヨーグルトパックをする前には、パッチテストを行うと安心です。
腕の内側など、肌のやわらかい部分にパックを少量塗り、10分ほど放置します。
赤みやかゆみが出た場合は、すぐに使用を中止してくださいね。
ヨーグルトパックの注意点
手軽にできるヨーグルトパックですが、注意する点もあります。
毎日はできない
そんなに効果があるなら毎日したい!と思うかもしれませんが、
ヨーグルトパックにはピーリング作用があるので、毎日使用すると必要な皮脂まで落としてしまい、肌の負担になることがあります。
乾燥肌の原因にもなるので、週1回程度の頻度がおすすめです。
逆に言えば、毎日の負担にならず続けやすいですね!
期限切れのヨーグルトは使用できない
食べないからといって、賞味期限の切れたヨーグルトを使用するのはやめましょう。
一度開封したヨーグルトは、雑菌が繁殖している可能性があるので、肌トラブルを引き起こすかもしれません。
ヨーグルトの賞味期限は基本的に2週間程ですが、パックで使用するのは週1回大さじ2くらいです。
プレーンヨーグルトを食べない場合は、大きめのものを買うと余らせてしまうかもしれませんね。
パックとして使用する場合も賞味期限はしっかりチェックするようにしましょう。
作り置きはできない
ヨーグルトパックを作り置きするのはおすすめできません。
食品を使用しているため作り置きや使い回しをすると、痛みやすく、衛生的にも良くありません。
少し面倒ですが、混ぜるだけなので1回分づつ作り、使い切るようにしましょう。
脂性肌(オイリー肌)の人は部分使いを
普段から肌のテカリが気になるなど、自分は脂性肌(オイリー肌)だと感じている場合は、
シミやくすみの気になる場所だけの部分づかいがおすすめです。
脂性肌の人が顔全体にヨーグルトパックをすると、テカった印象になることがあるので注意が必要です。
まとめ
ヨーグルトパックをするとこんな効果があります!
- シミやくすみ、ざらつきがなくなり、透明感のあるツルツルの美肌に
- 毛穴の角栓を分解し、黒ずみを改善
- ニキビや肌荒れの改善・予防
やり方はとっても簡単で、プレーンヨーグルトと小麦粉を混ぜて、気になる部分に塗り、5〜10分放置してから洗い流すだけです。
ハチミツやにんじんなど、ヨーグルトパックに混ぜると効果が増進するものもあるので、いろいろ試してみるのも良いですね!
アレルギーなどが出る場合もあるので、初めてする前にはパッチテストをするようにしてください。
ヨーグルトパックをするときにはこのようなことに注意しましょう。
- 頻度は1週間に1回程度にする
- 期限内の無糖ヨーグルトを使用する
- 1回で使い切る(使い回しや作り置きをしない)
- 脂性肌(オイリー肌)の人は気になる部分だけに塗る
ヨーグルトはどこでも比較的安価で手に入りますし、ヨーグルトパックはとっても手軽にできます!
ぜひ一度試して、美肌を手に入れましょう!