仕事で長時間目を使っていると、目がかすんだり乾きやすくなったりして辛いですよね。
ちょっと目を閉じてみるんですが、すぐ疲れが取れるわけでもなく、
「目をつぶったまま仕事ができたらいいのに!」なんて思ってしまいます。
それに目は直接マッサージできないので、どうすれば疲れが取れるのか余計に悩みます。
そんな目の疲れには、毎晩お風呂でできる簡単なケアが効果的なんです!
それもタオルを使った気軽なケアです。
今回は私が実践する、目の疲れを取るケアを紹介します!
目の疲れ、原因は?
筋肉が固くなってしまうから
そもそも、ただ見ているだけなのに、なぜ目が疲れるんでしょうか。
実は、目の周りの筋肉が固くなってしまうことが大きな原因らしいのです!
仕事中目を使って集中しているときには、手元や画面など近くを長時間見ていることが多いですよね。
近くを見る時、ピント機能を持つ目の筋肉がずっと緊張状態になっているのです。
緊張が続くと目の筋肉はコリ固まってしまいます。
肩や首コリも、同じ姿勢を続けて筋肉の緊張状態が続くと起こりやすいです。
目も、肩や首と同じように疲れているんですね。
目が冷えるから
筋肉がコリ固まってしまうと、その部分の血流がとどこおりやすくなります。
血流が悪くなると、冷えにつながるんです。
実は目を守ってくれる「涙」にも油分が含まれているのですが、冷えると油って固まりますよね。
たとえるなら豚の角煮が冷えて、油が固まった感じです。
目が冷えることによって、涙がうまく目を守る作用ができなくなり、乾燥や疲れの原因になります。
豚の角煮をおいしく食べるためには、温めなおすのが一番ですよね。
血流が悪くなり冷えた目も、温めて涙の油分が本来の状態に戻れるよう、助けてあげるとよさそうです。
疲れ目ケアに有効なのは温めること
目の疲れの原因として挙げられたのは、筋肉がコリ固まること・目が冷えることの2点でした。
この2点を解決するためには、目を温めるのが有効なんです。
温めるだけなら特別な技術も必要ないので、ケアしやすいですね。
どのくらいの温度?
目を温める適温は40℃くらいと言われています。
それは、人間の体温に関係しています。
人間の体温は36℃くらいです。
あまり急激に温めすぎると、体が緊張したりやけどの原因になったりします。
熱いのをガマンしながらケアするのは苦痛ですよね。
「はぁー気持ちいいー!」と自分がリラックスできるくらいの温度がベストです!
どのくらいの時間?
お風呂に入るとき、40℃くらいで身体を温めようとすると、時間が必要ですよね。
高すぎない温度でゆったり浸かると、リラックス効果が高まると言われています。
目の周りの筋肉も、緊張状態をといてリラックスさせようとすると、時間がかかります。
そのために適しているのが、5分〜10分くらいだそうです!
普段、10分間も何も見ずにぼーっとする時間って、いそがしくてなかなか取れないと思います。
だからこそ、ゆったりしたケアの時間が、心のリラックスにも繋がりそうですね。
ホットタオルが有効!
疲れ目には温めるケアが有効だとわかりましたが、どうやって温めればいいのでしょう。
手近な道具を使うのであれば、タオルが使いやすいです!
- 洗いやすいので清潔を保てる
- 特別に買う必要がないので今日からできる
こんな利点があります。
お金もかからなくて最高ですよね。
お風呂で作れば簡単!
お風呂って毎日入りますよね。
温度は40℃前後で設定している場合が多いのではないでしょうか。
しかも、お風呂場の近くを見渡すと洗濯カゴやタオルがあります。
最も手間なく、リラックスしてホットタオルを使える場所といえば、お風呂場だと気づいたんです!
作り方
- タオルをお風呂のお湯につけて温め、固く絞る
- タオルが冷えたらもう一度お湯につけて温める
温めなおすのも簡単なので気楽に試せます!
終わったら洗濯カゴに入れるだけなので、ケアをするための負担が少ないんです。
気が向いたときにすぐ取り組めて、スッキリしますよ。
楽しみ方
せっかく気持ちいいケアをするのなら、最高のリラックスタイムにしたいですよね。
実は、香りを取り入れることでリラックス効果がぐんと高まるんです!
お風呂に入るときに、アロマ(精油)を洗面器に張ったお湯に数滴たらすだけでOKです!
お気に入りのリラックス空間でケアできる、リッチな気分が味わえますよ。
精油の選び方・使い方はこちらの記事でまとめています。
電子レンジでも作れる
「どうしても今辛くて、すぐに目を休めたい!」
そんなスキマ時間でも、電子レンジが使えればホットタオルを作ることができます。
作り方
- タオルを濡らして固く絞る
- 電子レンジ500w 1分ほど温める
- 温かさが足りない場合は10秒ずつ追加
少しずつ温めるようにすると、熱くなりすぎるのを防げますよ。
時間もかからないので、思い立った時にすぐケアできます。
注意点
もし目に炎症が起きているときには、目を温めるのは控えておきましょう。
身体の打ち身や腫れも炎症ですが、温めてしまうと悪化する恐れがあるからです。
体に打ち身ができたら、保冷剤などで冷やしますよね。
目も、赤くなっている・痛みがあるときには冷やす方が効果的です。
炎症が見られるときには自分で判断せずに、医師に相談するのが適切です。
診断を受ければ、対処法がわかるので安心ですね。
また、ケアによって炎症を起こさないためにも、お風呂の雑菌が目に入らないよう注意すると良いです。
- タオルは固めに絞る
- ケアをしたあとに顔を洗う
私はこの2点に気を付けています。
まとめ
毎日長時間使っている目。
目の疲れがピークに達する前に、筋肉をほぐし血行を良くするケアを取り入れてみてはいかがでしょう。
お風呂の中でホットタオルを作ってケアすれば、手間も最小限で済みますよ。
目が気になって仕事に集中できない、辛い状態を脱出するためにも、
こまめにケアして楽な状態を保てると、視界もスッキリして嬉しいですね!