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5つの目的別で考える!ワーキングホリデーで行く国選び

観光・就学・就労体験ができるワーキングホリデーを使って、憧れの海外生活をしたいと思いますか?

ワーキングホリデー協定国は26か国もあるので、どの国がいいのか迷うと思います。

国を選ぶ際には、ワーキングホリデーの「目的」と「費用」を明確にすることが必要です。

この記事で、目的別に国を紹介することによって、あなたのワーキングホリデーで行く国を選びやすくなるでしょう。

目的を考える

あなたがワーキングホリデービザに惹かれ、ワーキングホリデーに行く「目的」は何でしょうか?

ビザを取得する前や取得した直後は、やりたいこと・やらないと行けないことが多くあると思います。

しかし、目的が明確になっていないと、ビザの有効期限がきれるまで継続して行うことがなくなり、帰国することになるでしょう。

目的を明確にすることは難しいことですが、多くの方はこれからご紹介する5つの目的をもってビザを取得されます。

費用を考える

「目的」が明確になったら費用を考える必要があります。

いくら目的が明確になっていても、何をするにもお金は必要になります。

最低限の費用だけだと、渡航先の国で仕事探しに追われたり、最悪の場合は「金欠で日本に帰るしかない」なんてことにもなりかねません。

目的別に国を分類

では、ここからよくある5つの

①英語を話せるようになりたい

②様々な文化やアートにふれたい

③ユニークな経験がしたい

④海外で生活してみたい

⑤仕事の幅を広げたい

という目的別に国を紹介いたします。

①英語を話せるようになりたい

イギリス

言語:英語(イギリス)

費用:物価は高い・月15万円〜

英語の本場イギリスは、「イギリス英語」で高いレベルの教育を受けることができます。

イギリス英語とアメリカ英語は「発音」が大きく異なるため重要なポイントです。

さらに英語を公用語としている国のほとんどが「イギリス英語」を用いていることも、イギリスで英語を習得する後押しとなるでしょう。

また渡航後はまず「語学学校」に通われる方が多いので、語学学校の教育レベルは重要なポイントになります。

レベルが高いというのは授業が難しいということではなく、初心者にもわかりやすく教えられるという意味です。

なぜイギリスがそこまで教育レベルが高いと言えるのでしょうか?

英語発祥の地であるイギリスは、「英語教育」の長い歴史があり、現在世界で使われている英語学習法の多くがイギリスで考案されたものだからです。

イギリスの多くの語学学校は、ただ講師の話を聞いてノートをとるスタイルではありません。

参加型の授業スタイルが重視され、ゲームやディスカッションなどの方法で楽しく実践的に英語を学習できます。

カナダ

言語:英語(アメリカ系)

費用:物価は高い・月15万円〜

カナダはワーキングホリデービザ人気の国2位ですので、ワーキングホリデーについての多くの体験談を聞くことができます。

費用は高くなりますが、英語の語学学校も充実していたり、日系企業でアルバイトできる可能性も高いことが人気のポイントです。

言語を習得する上でネイティブと「会話」することはとても大切です。

しかし、ネイティブでも教師や英語を話せない人に理解がある人との会話では、あまり「リアル」な英会話の練習は難しいです。

また、街中をただ歩いてショッピングするだけでも、「リアル」な英会話の練習は難しいです。

ですので「リアル」な英会話が求められる「アルバイト」ができる可能性が高いカナダが人気です。

仕事で英語を使うのはハードルが高いと思いますが、最初に語学学校で何ヶ月か学んだ後は、後は仕事に慣れるだけです。

そのような環境に身をおいた一年後には、英語を滑らかに話せる姿が容易にイメージできます。

詳しくは英語圏についてまとめた記事をご覧ください。

②様々な文化やアートにふれたい

オーストリア

言語:ドイツ語

費用:物価は安い・月10万円代〜

様々な文化やアートにふれたいならば、オーストリアをおすすめします。

オーストリアは「芸術の宝庫」と呼ばれているので、見尽くせないほどの建築物やアートに出会るでしょう。

加えてオーストリアは、ヨーロッパのほぼ中心に位置し、ヨーロッパ諸国にアクセスしやすいというメリットがあります。

なぜヨーロッパ諸国にアクセスしやすいのがメリットなのでしょうか?

なぜならヨーロッパは昔から世界の中心地で歴史が古く、国ごとに様々な文化が形成されアートも数多くあるからです。

それで多くの国が密集しているヨーロッパのほぼ中心位置するオーストリアから、ヨーロッパ諸国の様々な文化やアートにふれやすいので、オーストリアがおすすめです。

しかし、国境を越えるというのは、面倒なケースが多いですよね。

しかしヨーロッパ内の往来については条件付きではありますが、他の国と違い出入国検査なしで国が往来できる国が多いです。

つまり、「芸術の宝庫」でもありヨーロッパ各地へのアクセスも良いので、様々な文化やアートを楽しみたいならオーストリアをおすすめします。

その他のヨーロッパについてはこちらの記事をご覧ください。

③ユニークな経験をしたい

ヨーロッパや英語圏の先進国は、多くのワーキングホリデー情報があり、テレビやネットでも多く紹介されています。

一方でこれから紹介する国は、情報が多くないので、未知数の驚きと楽しみがあるでしょう。

チリ

言語:スペイン語

費用:物価は安い・月10万円代

「南米の日本」と呼ばれるくらい住みやすい国ですが、長細い国とかワインという印象しかなく、身近ではないかもしれません。

チリは日本の2倍の国土に、手付かずの自然が多く残されています。

北にはアタカマ砂漠・東にはアンデス山脈・南には氷河・西には太平洋と日本では体験できないアウトドア・アクティビティを楽しむことができるでしょう。

またワーキングホリデーで南米を選ぶ魅力として、日本からはなかなか行けない「南米各地に旅行できる」という点もあげられます。

南米についてより知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

アルゼンチン

言語:スペイン語

費用:物価と航空代は高い・月10万円〜

チリと同じ南米の国ですが、首都ブエノスアイレスは「南米のパリ」と称されるほど街並みがヨーロッパ風です。

また世界三大劇場の「コロン劇場」があったり、タンゴというダンスが見られたりと、ヨーロッパの雰囲気と南米の文化がミックスしている唯一無二の世界を体験できます。

もちろん南米の大自然や日本では会えない野生動物も目にすることができます。

香港

言語:広東語&英語

費用:高い物価・月15万円〜

英語が公用語になっていますが、広東語(カントン)も公用語になっています。

それで、二か国語学ぶことができ、一気にトリリンガルになることも夢ではありません。

また、香港はビジネスチャンスが多い街ですので、企業やスキルアップのために世界から人が集まります。

ビジネスを拡大したい人と出会い、学ぶチャンスが得られるかもしれませんよ。

④とにかく海外で生活してみたい

とにかく海外に出てみたいということであれば、安い費用で行ける国がいいでしょうか。

これから紹介する国は安い費用で生活することができます。

台湾

言語:中国語

費用:安い物価・月11万円〜

食費や交通費は日本の約1/3と言われており、費用をかけずに滞在することができます。

さらには日本に近いので、航空代も抑えられます。

台湾は「外食文化」なので、食べ歩きなどから食文化についての理解を深めたり、新たな料理に出会えるかもしれません。

韓国

言語:韓国語

費用:やや安い物価・月12万円〜

費用に関しては、年々物価が高くなっています。

それで、シェアハウスや主要都市から少し離れた場所などに住むなどの工夫することによって、費用を抑えることができます。

しかし、その他のワーキングホリデー協定国と比較すると安いです。

また日本と「とても近い」地理関係なので、1万円以内で航空券が取れることもあります。

韓国のグルメ・美容・文化・映画やドラマに関心がある日本人が、毎年多く渡航しているので、非常に観光しやすく街が整備されています。

韓国語は日本人が覚えやすい言語です。

しかし韓国語を話せる日本人は少なく、かつ日本国内でも韓国人が多いことから、韓国語を話す人の需要は高いです。

ハンガリー

言語:ハンガリー語

費用:安い物価・月6万円〜

ハンガリーは日本より物価が安いです。

パンが一個30円で買えるという声もあり、無理せずに食費を抑えることもできます。

しかし、ハンガリーと聞いてもあまりイメージがわかないかもしれません。

ハンガリーの魅力は、古くからのきれいな街並みも残っていることや、雄大な自然も楽しめ流ことがあげられます。

さらに西ヨーロッパへのアクセスもいいです。

ハンガリー以外のワーキングホリデーで行ける中東欧諸国については、こちらの記事で紹介しています。

⑤仕事の幅を広げるため

ワーキングホリデーを通して、新たな仕事の経験をしたり、帰国後に良い仕事につくためのスキルアップを目的にすることもできます。

では最初に、現地ではどんな仕事を体験できるのでしょうか?

現地で体験できる仕事

どの国でも以下の職種の需要が高いです。

・レストランスタッフ

・清掃員

オーストラリアやニュージーランドでは「農業」に関わるバイトが見つけやすいです。

また先進国(イギリスやドイツ)などでは、日系企業が進出しているので、事務などの仕事が見つかることもあります。

しかしどこの国も、「バイト」で「現地語があまり話せない」という条件だと仕事が見つけにくいです。

それで、多くの方はバイトを探す前に語学学校で現地語を学ばれてから、仕事を探されます。

帰国後の就職がしやすい

子供や非ネイティブに英語を教える資格がカナダやオーストラリアでは取れます。

そのような資格が取れなくても、現地で英語のスキルを伸ばして英語能力を測る資格(TOEICやIELTS)の試験で高得点を取れれば、仕事の幅は広がるでしょう。

例えば、英会話教師や外資系企業の電話応対、旅行会社。

また経験を生かして留学エージェントや営業、留学経験を発信するブロガーやYoutuberも考えられるでしょう。

英語が注目されますが、中国語や韓国語を話せる人は日本の「空港」「ホテル」「観光地」などで求められています。

現地で就職する

ワーキングホリデー後にそのまま現地の企業で就職したい人は、ローカルのお店や現地企業でバイトを探す必要があります。

探すには現地語を滑らかに話せることや、履歴書を現地語で書けることなどが求められます。

とりわけ現地語の学校で何らかのスキルを身につけるなら大きな武器になるでしょう。

また友人などの「ツテ」も大きな武器になりますので、学校やシェアハウスなどで現地の友達を作ることも必要です。

まとめ

あなたがワーキングホリデービザを取得して海外に行くための「目的」と「費用」はイメージできたでしょうか?

①英語を話せるようになりたい

②様々な文化やアートにふれたい

③ユニークな経験がしたい

④海外で生活したい

⑤仕事の幅を広げたい

という目的別で国を紹介しました。

この記事であなたのワーキングホリデーがより有意義なものになるならうれしいです。

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